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●流行りのソーシャル・メディア、中でもTwitterのリスクについて。


●えっと、
表題に掲げた「紗栄子パラドックス」。

 「何じゃそりゃ?」、と、

そう思われた方も少なくないと思いますが、
それもそのはず、
だって私が勝手に名付けただけですもん(笑)。

 本日は、
この「紗栄子パラドックス」をネタに、
最近流行りのソーシャル・メディア、
中でもTwitterのリスクについて一言二言。


●さてさて、
この「紗栄子パラドックス」、
ここでいう「紗栄子」さんというのは、
そうそう、あの方、
あのモデル/タレントの、
あのダルビッシュ選手の元奥さんの、
あの紗栄子さんのことね。

 この紗栄子さんについて、
最近、面白い話を聞いたんですよ。

 既にご存知の方も多いかと思いますが、
この紗栄子さんってネットでメッチャ叩かれてますよね?
 Yahooでの関連ニュースのコメント欄はもちろんのこと、
Amazonでの関連本のカスタマーレビューでも、
信じられないほど大量の酷評が投稿されている…。

 そうするとさ、
私も含めて多くの人は、

 「紗栄子は世の中からメッチャ嫌われてんだなぁ~」、
 「紗栄子の味方なんて世の中に殆どいないんじゃないかぁ~」、

そう思っちゃわないかしら?

 だけどさ、
意外というと失礼だけど、
実際のところ、
この紗栄子さん関連本って、
かなり売れてるのだそうな。
 もちろん、
誰がどういう目的で買ってるのか?ってのは、
正直よく分からないのだろうけど、
紗栄子さんの味方というのかな、
紗栄子さんの固定ファンというのは、
現に相当多数に及んで存在しているということは言えるのかも。

 ただ、
そういう事実ってさ、
Yahooニュースのコメントや
Amazonのカスタマーレビューだけ見てても
全く分からないよね。。。


●この「紗栄子パラドックス」って、
ソーシャル・メディアのリスクについて考えるときに、
実に示唆的なんじゃないかなぁ、なんて、
そう考えちゃったんだよね。
 
 何が言いたいかというと、
上手く説明できるのか若干不安でもあるんだが、
ソーシャル・メディア、中でもTwitterによる、
従業員の不適切発言のインパクトのことなのね。

 こういうネット上での不適切発言って、
別に最近になって始まったわけではなくてさ、
あの悪名高い「2ちゃんねる」の時代から、
ずっと続いてきたものなんだよね。
 私自身、使用者側で、
何度も似たような案件を色々見てきました。

 ただ、
ソーシャル・メディアの時代になって、
明らかに変わってきた点が何点かある。
 特にTwitterについて言えば、
よく言われることだけど今ざっと思いついただけでも、

 ①高い伝播力
 ②即時応答性
 ③低い匿名性

 まず、
①高い伝播力。
 この点は、
ReTweet機能などによって、
意図的に拍車がかけられているのは周知のとおり。
 これによって、
伝播範囲が格段に広がるとともに、
拡散された情報を事後的に完全消去することは不可能になっちゃう。

 次に、
②即時応答性。
 これは、
①高い伝播力とも若干似てるんだけど、
一つの情報がもたらされたときに、
それに何らかのレスが付くスピードがすごく速いんだよね。
 それによって、
ほとんど無意識的な反射運動とも言えるようなレスが、
原情報の内容によっては大量に集積することになる(いわゆる「炎上」)。
 これら集積されたレスは、
無意識的な反射運動に近いがゆえに、
慎重な分析/推敲を経たものというよりは、
単なる感情の吐き出しというのですかね、
要は自分の好き/嫌いというアンテナにかけるだけで、
安易に反応したものが多くなってくる。

 最後に、
③低い匿名性。
 この点は、
震災後のデマ蔓延を挙げるまでもなく、
(一応の)口コミ情報としての(皮相的)信憑性につながる部分でもあるし、
たとえ実名登録していなかったとしても、
投稿内容、特に業種とか勤務地とか、
そういう点から所属企業・組織を、
比較的容易に割り出されたりもするんだよね。

 これら3つの特性によって、
ある従業員によってTwitterを通じた不適切な発言がなされた場合、
その発言内容によっては所属企業・組織のイメージについて、
「紗栄子パラドックス」的な状況が、
相当高い確率で生じやすくなってるのではないのかなぁ、と。


●こういう不適切発言の事例ってさ、
その従業員のことを良く知っている人が見ると、

 「よりにもよって『お前』がウチをそんな風に語るなよ」、と、

そういう風に思っちゃう場合も少なくないわけね。

 「弱い犬ほどよく吠える」って言葉もあるとおり、
リアル・ワールドでのコミュニケーションを介している限りでは、
その従業員の人となりみたいなのを前提として信憑性が判断されるので、
正直そこまで大きなインパクトはない。

 ただ、
ネット上だと、
これが違うわけだよね。
 しかも、
前述したような3つの特性を有するTwitterを介することで、
もはや原情報すら掻き消されてしまうような形で、
大量の感情的なレスが集積されることとなり、
もはや動かしようのないような悪いイメージ、
つまりは「紗栄子パラドックス」が生じてしまう。
 それも極めて短時間で。

 これって、
企業・組織から見たら、
非常に恐ろしいこと、この上ないとともに、
リアル・ワールドの感覚のみで考えていると、
問題の深刻性/緊急性を捉え間違えることになるような。

 それと同時に、
従業員から見たら、
たとえ就業時間外に自宅PCを通じてのTweetだったとしても、
要はたとえ企業外非行だったとしても、
重い懲戒処分の対象になる可能性が高いということかと。
 もちろん、
懲戒解雇までは行かなかったとしても、
事実上退職に追い込まれる可能性も高いかと。
 加えて、
その時点で所属している企業/組織との関係のみならず、
転職市場においてすら不利益を被りかねない、と…。


●本日のツボはここまで。

 前回のツボの後記で、
Google+やFacebook、さらにはLINEを始めたという話をしましたが、
余裕時間の関係とチキンな性格の関係で(笑)、
Twitterだけには未だ手を出してません…。
 ちなみに、
Google+とFacebookについても、
本来的な機能を使いこなす予定は今のところ無いです。。
 もちろん、
ブログについても、
慎重に慎重を重ねる必要がありますね。


(2013年5月2日記)
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